闇より深い闇ブログ

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通院初回

以下、なかなかにダークな話になるので苦手な方は回れ右をお願いします。

 

昨日、新しいメンタルクリニックに行った。

完全予約制でざわついていない空間に安心できたし、待合室のスクリーンには沖縄の海の映像が流れていて、それをぼーっと眺めながら待つ時間もよかった。

第一印象は悪くなかった。

 

待ち時間に「うつ病抑うつ状態)自己評価尺度」という検査を受けた。60点満点で抑うつ状態を知るもので、15点以下だと問題なしらしい。

この検査で私は49点だった。つまり、なかなかに悪い結果。

こういった検査への回答は幼少期からほとんどブレていないからデフォルトメンタルがこれだとも言えるのだが、一般的にはこの点数は放置しておくのはよろしくないのだそうだ。

 

先生はしっかり目を見てきちんと話を聞いて下さる方だった。時折ズバッと核心を突いてくる質問がくるのだが、それも含めて信頼できる先生かもしれないと思えるような印象を受けた。

 

気になっているASD疑惑についても相談をさせて貰った。

先生の目を見て饒舌に話していたので一見した限りでは判断はつかないらしく(症状が顕著に出ている人は一目見てわかるのだそう)これについてはひとまず置いておき、二次障害ともいえるこの自己評価の低さをどうにか底上げしなくてはいけないという話になった。

 

私のこの気質はやはり幼少期からの親との関係性に影響されることが多大なのだろうという見解で、表面張力で溢れていないだけの一触即発的な精神状態で常にいるのだそうだ。

そこに他者からの一石を投じられると一気に水が溢れてしまい、取り返しがつかないことになってしまう…それが今の現状に繋がっているのだというお話だった。

何が原因だったのか、何が土台にあるのかも重要ではあるけれどそれより何より、今溢れてしまっている水をどうにかしなくてはいけないということらしい。

 

診察後に採血をされた。

肝機能などに異常がなければ投薬治療が始まるのではないかと思う。

ひとまずは1週間後の次の予約までの間はサインバルタというお薬を飲むことになった。

あとは相変わらず夜も眠れないのでデエビゴの分量が倍になった…のだが、早速昨日飲んでみてもやっぱり眠くはならず、4時ぐらいまで悶々としていた。これは要相談。

そして次回の診察までの宿題としてバウムテストを出された。真っ白い紙に木を書くというもの。

 

精神科に行くごとに「私なんかが通ってもいいのかな」と思ってしまう。

待合室ですれ違う人たちはどなたも暗い表情で、背中を撫でて差し上げたくなるような方もいらっしゃる。

こんな脳天気な自分には場違いなんじゃないか、自分の苦しみなんて微々たるものすぎて申し訳ないな…などとぐるぐる考えてしまう。

帰宅して結果を母に報告した時にも「そんな検査、どうせまたネガティブな方ばっかり選んで丸したんやろ。そんなん受けたら誰でもうつ病の診断を受けられるわ」と言われ、存分に凹んだ。

相変わらず私には救いはないなぁ…と思ってしまった。

 

でも、まずは1週間後にまた片道40分、自転車を漕いで頑張ってこようと思う。