闇より深い闇ブログ

闇深き奇天烈人間のブログ

2021-01-01から1年間の記事一覧

捻れ

自分を正当化してみる。 「お前が生まれてきたせいで不幸になった人間がいる」と言われ「生まれてきてごめんなさい」と土下座したことがあるから自分の存在を肯定できない。 「お前の存在はお荷物でしかない」と突き放されたことがあるから他人の顔色を見る…

苦手なもの

自分に素直であるが故に己の感情を最優先するタイプの人間が苦手だ。 子供は概ねこれに該当するから、可愛いと感じるより先に恐怖に近い感情を持ってしまう。その無邪気さが恐ろしい。 例えば新しいおもちゃを買ってもらった途端にそれまで毎日遊んでいたお…

無題

誰かに必要とされる人生を送ってみたかったな。 家族でも仕事でも恋愛でもいいから。 どんなに足掻いても、この言いようのない孤独感を埋める術を見つけられない。

epitaph

本当に自分を必要としてくれている人のために生きることはきっととても幸せなことなのだろう。 そして逆に、自分を必要としている訳では決してない人に心を砕き続けているとどんどん自分が疲弊していくのがわかる。 自分には誰かに必要とされるだけの価値な…

独白

薬を飲んでも上手く眠れない。 慣れない抗うつ剤のせいで日中も気怠かったり憂鬱だったりで機能していない。 なんなんだ、私という生き物は。 果たして生きている意味があるのだろうかと、一日に何度も考える。 本を読むことが好きだった。 ジグソーパズルを…

倦怠感

怠い。 ひたすら怠い。 今現在、自分史上最高レベルに怠くて無気力な日々を送っている。 火曜日から服用を始めたサインバルタの副作用なのか、いわゆるうつ状態の症状が悪化しているのか、肝機能が低下しているのか、単なる夏バテなのか…原因はわからないが…

通院初回

以下、なかなかにダークな話になるので苦手な方は回れ右をお願いします。 昨日、新しいメンタルクリニックに行った。 完全予約制でざわついていない空間に安心できたし、待合室のスクリーンには沖縄の海の映像が流れていて、それをぼーっと眺めながら待つ時…

分厚い壁

悲しいことだけど、相容れない相手というのは存在するのだなぁ…と痛感することが多い今日この頃。 たまに、なけなしの脆弱豆腐メンタルが地面に叩きつけられて跡形もなくなってしまいそうになることもある。 決して自分を正当化させるわけではないのだが、病…

病院探し

数ヶ月間カウンセリングに通っていた精神科から別のメンタルクリニックに変わらせて頂くことを決めた。 やはりいちばん大きい理由は「ASDときちんと向き合って貰える病院にかかりたい」という気持ちが強くなってきたことだ。 どこまでASDについて語っていい…

ただいま、おかえり

おとんを火葬し、遺骨を連れて帰ってきた。 合祀に入れることは全く考えていなかった。彼はうちの子だから連れて帰り、これからもずっと一緒にいると決めていた。 お骨を拾う時に隠亡さんが「頭をやられましたね。頭蓋骨が粉砕していました」と教えて下さった…

いつかまた

真っ暗な闇の帳の中にいる私の心をこれ以上Twitterで垂れ流す訳にはいかないので、ブログという形でここに綴らせて頂こうと思う。 現実はただ残酷に私の目の前に横たわる。 そもそも眠ってもいないのだが、言葉にするのであれば「夢であって欲しかった、夢で…

おとん

今朝、おとんが車に轢かれて虹の橋を渡ってしまった。 目玉が流れ落ちてしまうのではないかというぐらい泣いて、声が嗄れるほどしゃくりあげた。 膝に乗せて抱っこして、何時間も泣き続けて、少し落ち着いた。 7年ほど前、お腹を大きくしたお母さん猫とその…

眠れない

子供時代から眠ることが苦手だった。 苦手というよりは眠り方がよくわからない子供だったし、今もそうだ。 そして色んな精神の本を読むにつれ、それは私の「脳のアンバランスさ」が大きな要因なのかもしれないと思い始めるようになった。 私は尋常ではなく運動…

白の中の黒

自分探しの旅というか、救いを求める旅というか…とにかく私は今足掻いている。 足掻かずに海の底に沈んでいくことも決して悪くはないのだが、今すぐ命が終わるわけではない以上はなんとか明日も生きなくてはいけないから。 私は尋常ではないネガティブな気質…

カミングアウト

きっかけは親しい人が受けたひとつの検査だった。 それまでにも耳にしたことはあったが自分とはあまり関わりがないと思っていたASDやADHDのことを調べるようになったのはつい最近のことだった。 ADHDの本はさておき、ASDの本にはそのまんま私のことが書かれ…

カウンセリングとSNS

数ヶ月前に精神状態を著しく崩し、現在は2週間に1度のペースで精神科のカウンセリングを受けている。 私を担当して下さっているカウンセラーさんは御歳80歳の大ベテランさんなのだが、その方をもってしても私の現状は「詰んでいる」もののようだ。 毎回斬新な…

音に殺される

現在の私の心の叫び。 素晴らしい楽曲を聴いた時、言いようのないような高揚感に包まれることは変わらない。 けれどその数秒後、私は死にたくて仕方なくなる。狂いたくて仕方なくなる。 何故私は「そこ」に辿り着き、「そこ」に今いないのか。 今耳にしている曲…

作曲家への道

高校を卒業する直前に「音楽で生きていきたい」と親に宣言し、生まれて初めて父に殴られそうになった。 それでも私の意思が変わることはなかった。 趣味で音楽を続けていくなんて発想はなかった。 音楽を仕事にしたくて堪らなかった。 24時間365日、可能な限り…

急性低音障害型感音難聴

それはなんの前触れもなく、突然に訪れた。 水が入った訳でも、高い場所に行った訳でもないのに唐突に襲ってきた尋常じゃない耳閉感。 自分の声が自分の中で反響を繰り返し、その不快さに込み上げる嘔吐感。 トンネルの中にいるような、ライブで爆音を聴いた…

作曲を始めた日

子供の頃から聴覚だけはよかった。 小さな音を聞き取ることができるという意味でも、どんな音も聞き分けることができるという意味でも。 存在する音を音階として理解できる能力を絶対音感などというが、一応はそれも持って生まれた。全ての音は7つの白鍵と5…

絶望と優しさ

とても悲しいことだが、この世界は全ての人間に等しく優しいものではない。 絶望はなんの前触れもなく気まぐれに訪れて、いとも容易くそれまで必死に築き上げてきた人生を崩壊させる。 「何故私ばかりこんな目に遭うのか」という自問自答を繰り返してみたと…

今ならばいいのに

私は今、酷く満たされている。 何十年も追いかけてきた作品の螺旋が閉じていく姿を見届けることができ、あの作品の総てを漸く心で理解することができた。 数ヶ月前に始めたゲームをきっかけに、とても大切な人たちと知り合うこともできた。 頻繁に話せる友人…

父~序章~

母も私も、父が他界するまで経済面で苦労をしたことがない点だけは恵まれていたと思う。 とはいえ私は複雑な環境下に生まれたため、その庇護を全面に受けることができていた訳ではない。 父は厳格な人だった。 見た目はヤクザの組長のように恐ろしく、乗って…

母との確執~序章~

私が母から受けてきた心身の虐待は私が生まれたその日からの歳月に比例する。 何故、母がそんなにも私を疎ましく思うのか…その理由を伝えるためには私は呪わしい自分の生い立ちを吐露しなくてはならない。 そう遠くない日に私はそれを綴ることになるだろうが…

繋がり

非常に不思議且つ有難いことに私には沢山の友人がいる。 私が自分を粗末に扱うと本気で叱ってくれる人たちだ。 暗黒時代だった小学時代の友人はひとりもいないが中学時代からの友人とも未だに繋がっているし、中高時代にやっていた同人活動で親しくなった子…

孤独とは

もともと静かな希死念慮の中を揺蕩いながら生きていたのだが、その感覚は「今すぐ死んでしまいたい」という衝動というよりはどちらかというと「今すぐ死んでも別にいいや」というものだった。 生きる理由も見当たらないが、今すぐ死ぬ理由もないかなという曖…

拒否反応

私の現在の友人関係は8割がたSNSを介したもの(地元を離れたので昔からの友人とは物理的距離があるため疎遠になりがち)で、その世界で救って頂くことも多いのだが、たまに精神状態を著しく脅かされるような重篤な事態に巻き込まれることもある。 特に今年に…

心の形

最初のブログではどんな話を綴るべきなのかと暫し呻吟した。 軽くざっくり自己紹介をして当たり障りない日常の話をし、段階を踏んで闇の深さに慣れていって頂こうかと考えた。 けれど、それはどうにもしっくりこない。 私であって私ではないような…そんな違…

闇は一日にしてならず

いつもお世話になっておりますの方も、初めましての方も、どうもこんにちは。漆黒よりもなお闇深き生き物の「魄(ハク)と申します。日々やさぐれツイートを重ねている私ですが、何故か今までに何人かの方から「物語かブログを書いてみてはどうですか?」と勧…